脱初心者イラスト講座#1「デッサン力よりバランス力を鍛えよう」

デジタルイラストを描こう。絵をかくコツは福笑い力?!

こんにちは!
イラストレーターをしていますニモノと申します。
「最近デジタルイラストを始めたけど、どう進めていいか分からない」という方に向けて少しでもお役に立てればと思い、このブログを立ち上げました。
もしよろしければ最後までお付き合いください。

目次

デッサンしてるのにイラストが上手くならない理由

デジタルイラストを始められた方は、きっと昔から絵が好きな方だったり、憧れの絵師さんに近づきたいという思いがあるのではないでしょうか。
おそらくそれなりに練習をしているのに、なかなか思ったように上達できなくて悩んでいませんか?

そうそう!デッサンだってやってるし、イラストの模写や30秒ドローイングもやってるのに、上手くなってる実感がないんだよ〜

えらい!その練習は絶対に無駄にはならないよ!
だけど、ちゃんと考えながら取り組まないと、
同じ量やった人と差がついちゃうから気をつけないとね!

効率的な練習ができていない人の特徴

鉛筆のシャカシャカ癖が線画にも出てしまう
立体で捉えず境界線しか見ていない
パーツは上手く描けるのに、配置に失敗している

などが挙げられると思います。
特に鉛筆のシャカシャカ(線を複数描いてしまう)癖は、せっかくのイラストの価値を下げてしまうので気をつけましょう。毎回本番(仕事)のつもりで取り組めば線が洗練されて来ますよ!
線画については追々記事にできればと思います。

イラストの上手さはバランスで決まる

違和感があるなら配置を変えてみよう

一生懸命描いたのに、何故か違和感がある。だけど、このあとどうしたらいいかわからないよー。

それぞれのパーツは良く描けていても、顔なら配置が、体なら繋がりが不自然なことが多いんだ。

ここからがデジタルイラストの面白いところ!
不自然なところを見つけたら、どんどん拡大縮小移動をさせてバランスを整えていきましょう!

福笑いを思い浮かべてほしいのですが、配置する場所が少し違うだけで全く違う顔になるじゃないですか。同じことをイラスト上でもしてほしいのです。
特に目の位置、大きさ、角度で全く違う印象になります。配置換えを試してみることで、自分にとって「気付き」があるはずです。

え、まだ投げ縄ツールを使ってないの?

自分がよく理解していなかったころにありがちだった間違いを再現してみました。
少年漫画に出てくるようなキャラクターを描きたかったのに、リアルな人間をデッサンしたときと、デフォルメされたキャラクターとでどう描き分けたらいいのかわからなかった時期です。

紙にペンで描いてしまったものだと修正するのは確かにちょっとしんどいですが、せっかくデジタルでやってるのであれば、最終線画のつもりでも、頑張って修正していきましょう。投げ縄ツールを使えば簡単です!アイビスペイント、クリップスタジオ、フォトショップなどに共通して付いているツールです。

ちょっと面倒くさい作業かもしれませんが、この小さな積み重ねをすることで「自分が描きたいもの」に近づけることができます。

不思議な話なのですが、「絵に違和感がある」と気づいているのに、修正せずに進めた結果、「やっぱり納得いかない」となるケースが多いのです。バランスを少し整えてあげるだけでもぐっと良くなることがありますので、是非試してみてください。

まとめ

今回は配置を修正することでバランスが良くなるよ、という話をしました。
線画や色塗りについてまた書いていけたらと思います。
ここまで見てくださりありがとうございます。
この記事を見てくださった方のお絵描きライフが楽しくなることを願っています。

好きなイラストレーターさんを紹介する記事を書きました。
よろしければご覧ください。

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